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令和5年 八坂祭(やさかさい)のご案内

 

本年も八坂祭の時期が近づいて参りました。

宵祭は7月14日(金) 午後7時より

本祭は7月15日(土) 午前11時斎行となります。

五色幟(200円)は授与所にて

葭(100円)は13日頃よりご準備しております。

併せて八坂神社の御札、お子様の健やかな成長を祈念する「こども守」を授与しております。

 

幟は境内の浄書処もしくはご自宅にて浄書の上、拝殿両脇にございます奉納所へお納め下さい。

浄書例

 

 

通称「八坂さま」と親しみを込めて呼ばれている八坂神社のご祭神は「須佐之男命(すさのおのみこと)」です。深志神社では主祭神であるお諏訪様と天神様の北側にお祀りされています。

須佐之男命は古事記の神話の中で猛々しい乱暴者の神様として登場しますが、高天の原を去って地上に降りてからはヤマタノオロチを退治し、平安な国を築く神様となります。このためオロチに象徴される悪や災い、疫病などを討ち平らげる力強い守護神として信仰を集めるようになりました。

八坂様は他にも「津島さま」や「祇園さん」などとも呼ばれ全国に広くお祀りされ、京都の八坂神社や、愛知県の津島神社が特に有名です。深志神社に祀られている八坂様はこの津島神社の御分霊です。

その由来は・・・

「今からおよそ300年前、元禄13年(1700)松本地方に大きな疫病が流行しました。〔当年諸方疫癘格別に流行有之、六月迄惣町にて病死四百八拾五人有之・・・・〕」といった次第で、大変な有様であったようです。そこで、当時全国的に疫病除けの神様として多くの信仰を集めていた津島神社から御分霊を頂き祀られたのが当神社の八坂様・八坂祭の始まりです。

その後八坂様は病気除け・虫封じなど、主に子供たちの身体健康の守り神として敬われ、七月十四日の八坂祭宵祭には「奉納 八坂大神」と浄書された五色の幟を掲げた多くの家族の方々で賑わいます。

皆様のご参拝をお待ち申し上げております。

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