舞台保存会だより54 平成24年『天神まつり』舞台出場案内
平成24年『天神まつり』舞台出場案内
嬉しくもない話ですが、近年とみに一年が早く回るようになってきました。つい先だって去年の天神まつりが終わったばかりのような気がしていたのですが…。
いずれにしても、7月24日25日は深志神社の例大祭。神社にとって最大のイベントです。夏の盛りに神社職員にとっては地獄の季節ですが、なんとか体調を整えて頑張りましょう。
さて、去る9日に舞台町内合同会議が開かれ、天神まつりの舞台運行予定と配置が決まりましたので、祭礼に先立ってご案内いたします。
7月24日(火)am.6:00-7:00
深志神社周辺の「天神舞台庫」「宮村舞台庫」より舞台を曳き出し、早朝曳行して、各町内所定の場所に置きます。博労町と本町5丁目は町内に舞台庫があります。
配置は下図のとおり。なお、本町4丁目舞台は本年修復のため欠場。また、博労町舞台の曳き出しは夕刻になります。(なんとかなりませんかなぁ、舞台庫から前に曳き出すだけなんですが…)
(天神まつり「舞台マップ」提灯型のアイコンの場所に舞台があります)
7月24日(火)pm.16:00-18:00
舞台が動きます。各町に置かれていた舞台が曳き回され、それぞれ深志神社に向かいます。
神社では神楽殿で演芸が催され、露店が立ち並び狭隘になった境内に人が溢れます。その中を舞台が入ってきます。
お囃子の笛太鼓の音、舞台の軋む音とどよめき声。境内に祭りの高揚が昂まります。
漸く夕闇が訪れる午後7時、拝殿で前夜祭が始まります。
祭りの賑わいは夜10時過ぎまで続きます。
(24日夜の境内風景。デジカメがしょぼいので、とても幻想的です)
7月25日(水)
境内で一夜を明かした舞台は、しっとりとした姿?で並んでいます。朝のうちに幌を外し、舞台は午後3時半の出発まで境内に置かれます。16台の舞台をゆっくりとご覧になりたい方は、この頃にどうぞ。
(早朝の舞台。スノーモンスターならぬ、幌モンスター。とても変な感じ)
(とはいっても、朝までですが)
午前11時、例大祭斎行。
午後2時、神輿発御の儀。拝殿前で修祓神事を行い、人の肩に担がれた元禄神輿と車載の神輿、二基の神輿が氏子町内巡幸に出発します。
7月25日(水)pm.3:00-6:00
午後3時より、神楽殿にて「松本の祭囃子伝承スクール」子供たちによるお囃子の発表会。
終了後、(3時半頃)境内の舞台が一台ずつ進み、神前でお祓いを受けてから各町内に散って行きます。
舞台はそれぞれ町内を曳き回され、概ね6時を目安に各舞台庫に納まります。
(この人は太鼓指導者の鹿川さん、中町2丁目の氏子総代さんでもあります)
以下昨年の7月24日、町内に置かれた舞台の写真を貼っておきます。但し、舞台は今年も同じ場所にあるとは限りません。舞台マップでご確認ください。
(伊勢町3丁目舞台 「原歯科医院」前 竣功なったばかりの舞台、やはりきれいですね)
(伊勢町2丁目舞台 伊勢町「Mウイング」前 車道にあるので少し不安)
(伊勢町1丁目舞台 伊勢町「アイパーク」前 こちらは歩道上ですね)
(本町1丁目舞台 本町「オカダヤ」前 うーん、幌が何とかなりませんかな!)
(本町2丁目舞台 本町「小口時計店」前 うーん、幌が何とかなりませんかなぁ)
(中町2丁目、3丁目舞台 中町「蔵シック館」前 今年は3丁目舞台が注目です)
(中町1丁目舞台 中町と大橋通りの角「中町小公園」ロケーションがいいですね)
(宮村町1丁目舞台 宮村町「旧武田医院」前 塗装だけはなんとかした方がいいと思います)
(飯田町1丁目舞台 「尾張屋駐車場」前 捨て置かれたようなこの姿、なんとかなりませんか)
(飯田町2丁目舞台 理容室・美容室「ニュー東京」前 ここも路上でちょっと危ないなぁ)
(小池町舞台 「正喜屋」駐車場にて 今年は約100メートル南の「笠井駐車場」に置かれます)
(本町5丁目舞台 今年は天神小路入り口に置かれます みんな見に来てね)
(博労町舞台庫 朝から出して下さい!この舞台を見に、遠くから来る人もいるんです)
(本町3丁目、4丁目舞台 深志神社境内 今年は4丁目が欠場ですので3丁目舞台だけです)
忘れるところでした。天神まつりの前に今年は歌舞伎の年、『信州まつもと大歌舞伎・登城行列』が行われます。7月15日(日)午前11時に、本町の松本郵便局前を出発して松本城へ登城行列です。
本町2丁目舞台、伊勢町3丁目舞台が出場、お囃子スクールの子供たち24名も参加します。時間の許す方はぜひお出かけください。