神楽舞の研修

先日は神職の研修をご紹介いたしました。今回は女性神職・巫女さんの研修のご紹介をしたいと思います。
地域の神社のお祭りなどで神楽の奉納をご覧になった事があると思います。
真心をもって神様へ奉納するために神職、巫女さんも日々研鑽を重ねています。
2月27、28日には「浦安の舞」の研修会が深志神社で開催されました。
この「浦安の舞」は大変有名な神楽舞ですが足の運びや所作も厳格に定められており習得するまでにはかなりの年月を要します。
ちなみに浦安(うらやす)の「うら」とは大和言葉で「心」という意味があります。
昭和天皇の御製 「天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海の如く波たたぬ世を」の歌に合わせ1人~4人で舞われ、歌詞にもある通り安穏な日々、平和を祈る心の舞であります。
実は深志神社の天神祭で舞われているのもこの浦安の舞です。ご参拝の際はぜひ歌にも注目し、麗しい舞をご覧になってみて下さい。