舞台保存会だより65 平成25年天神まつり舞台出場のご案内
平成25年 天神まつり舞台出場のご案内
7月の声を聴くか聞かないうちに梅雨が明けました。(6日)一昨年もそうでしたが異常に早い梅雨明けです。そして、たちまち猛烈な炎暑。連日35度越えの猛暑日が続きます。こんな調子では7月24日25日の例祭「天神まつり」にはどんなことになっているのでしょうか。天気も全く読めません。いづれ深志神社職員には今年も過酷な夏となります。
さて、去る8日に舞台町内合同会議が開かれ、天神まつりの舞台運行予定と配置が決まりましたので、祭礼に先立ってご案内いたします。
7月24日(水)am.6:00-7:00
深志神社周辺の「天神舞台庫」「宮村舞台庫」より舞台を曳き出し、早朝曳行して、各町内所定の場所に置きます。本町5丁目は町内「極楽寺舞台」から曳き出されます。
また、博労町舞台の曳き出しは夕刻になりますが、昨年から舞台庫の表扉を開けてくれるようです。
配置は下図のとおり。
(天神まつり「舞台マップ」提灯型のアイコンの場所に舞台があります)
pm.16:00-18:00
上記の場所から舞台を曳き、深志神社境内に曳き込みます。
露店が立ち並び、狭隘になった参道を、舞台の曳き入れと人の波が交錯し、境内は一気に夏祭りバージョンです。雑踏、呼び声、猥雑なBGMとイカ焼きのにおい。やっぱりこの雰囲気がお祭りですよね。
(舞台の境内への曳き入れ風景) (これは!今は亡き伊勢町・福代さんの後ろ姿)
神楽殿では午後5時から日本舞踊が奉納されます。でも誰も真剣に見ていません。
拝殿では午後7時から前夜祭が斎行されます。
祭典終了後は神楽殿にて詩吟剣舞が奉納されます。これは本当に誰も観ていません。ひたすら吟と演舞が奉納されます。
(地唄舞の奉納 そうそう そういえば去年はこんなのもありました)
7月25日(木)
境内で一夜を明かした舞台は、朝がた幌を上げ、静かに並んでいます。夕べの喧噪がウソのよう。ガーシュインの『サマータイム』のような気だるい時が流れます。
舞台はそのまま午後3時過ぎの出発を待ちます。
am.11:00 拝殿にて例大祭斎行。
pm.14:00 神輿発御の儀。拝殿前で修祓神事を行い、人の肩に担がれた元禄神輿と車載の神輿、二基の神輿が氏子町内巡幸に出発します。
堵列する舞台をバックにした神輿発御の儀は、厳粛な雰囲気が立ち込めます。
pm.3:00 神楽殿にて「松本の祭囃子伝承スクール」子供たちによるお囃子の発表会。
終了後、(3時半頃)境内の舞台が一台ずつ進み、神前でお祓いを受けてから各町内に散って行きます。舞台はそれぞれ町内を曳き回され、概ね5時を目安に各舞台庫に納まります。(すぐ舞台庫に入ってしまうのも何台かありますが…)
以下昨年の7月24日、町内に置かれた舞台の写真を貼っておきます。
(本町3丁目舞台 深志神社境内 今年は隣に本町4丁目舞台が置かれます)
(中町1丁目舞台 中町と大橋通りの角 中町小公園 前の覆いはなんでしょうか)
(小池町舞台 「笠井駐車場」 今年は駅前通りの南「杉本駐車場」に置かれます)
(飯田町2丁目舞台 「ニュー東京」前 今年は駅前通りの北「曽根原商店」の隣です)
(本町5丁目舞台 極楽寺舞台庫前にて この後「天神小路入り口」に置かれます)
(博労町舞台 「博労町舞台庫」昨年は扉が開けられていました ありがとうございます)
(後ろ向きですし 曳き出しておいていただけたら もっと嬉しいのですが)
今年は本町4丁目舞台が修復を終え、お披露目です。24日から境内に本町3丁目舞台と並んで置かれます。
前々々回にご紹介しました「深志神社天満宮御鎮座400年祭」の記念事業『境内石畳・通路舗装改修工事』および『神苑整備工事』がほぼ完了しました。(舞台保存会だより62)
折角ですので写真でご紹介します。参拝の折にご確認ください。
(玉砂利もしっかり敷きました 舞台にとって「ジャマ砂利」なんて言わないでくださいね)
(駐車場も整備しました 梅風閣前) (境内の入り口付近の駐車場)